BigData 2013 - 多メディアWeb解析基盤の構築及び社会分析ソフトウェアの開発」国際シンポジウム

「多メディアWeb解析基盤の構築及び社会分析ソフトウェアの開発」国際シンポジウム
?ビッグデータ時代における多メディア社会分析技術とその展望?
　爆発的な増加を続けるWeb 情報は、画像・映像等への多メディア化が急速に進むと同時に、放送映像等の実世界情報と相互に及ぼし合う影響も拡大し続けており、人類社会の観測・調査・解析から新たな価値を創出するために必要不可欠な情報源となっています。一方、社会学、言語学、リスク管理、マーケティング等様々な分野からは、多様な社会分析ニーズが生じており、これらに応じるためには、膨大な多メディアWeb 情報を収集、蓄積し多様な解析を可能とする多メディアWeb 情報解析基盤の構築と社会分析ソフトウェアの研究開発が急務です。　
　　
　国立情報学研究所、東京大学生産技術研究所、早稲田大学の三機関は、こうした要望に応えるため、文部科学省 次世代IT基盤構築のための研究開発「Web社会分析基盤ソフトウェアの研究開発」により、平成21年より4年間、委託事業「多メディアWeb解析基盤の構築及び社会分析ソフトウェアの開発」に従事してきました。本シンポジウムでは、220億ページにも及ぶ大規模Webアーカイブと30万時間に及ぶ放送映像アーカイブ、テキスト・リンク・画像・映像の最先端の解析技術、可視化、高並列環境によるリアルタイムツイッター解析、これらを組み合わせた社会分析等、多方面にわたる本事業の成果を、講演ならびにデモにより報告します。
また、二件の基調講演を予定しております。 Internet Memory Foundation （フランス）のJulien Masanés 氏には、巨大Webアーカイブを用いた研究の可能性について、カーネギーメロン大学 (米国)のAlexander G. Hauptmann 氏には、マルチメディア情報のイベント解析研究の最前線についてご講演頂きます。
　ビッグデータの先駆けと言える本事業の報告会にぜひご参加ください。
＜研究代表者＞
佐藤 真一 （国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系教授）
＜研究分担者＞
喜連川 優 （東京大学生産技術研究所 教授 ）
豊田 正史 （東京大学生産技術研究所 戦略情報融合国際研究センター 准教授）
山名 早人 （早稲田大学 理工学術院 教授）
開催日時
平成25年3月13日(水) 10：30?18：00 (開場 10:00)